横浜市 内科 菊名駅前クリニック。内科疾患、生活習慣病についてご説明します。

内科

内科診療について

泌尿器科の患者さんの傾向

内科では、一般的な病気や風邪の症状などで来院される方が中心ですが、最近は、高血圧や糖尿病で来られる方が増加傾向にあります。これらの生活習慣病は、ストレスや食生活の変化などにより近年では40歳以下の若年層にも増えています。

放置すると重篤な病気を引き起こすリスクを高めることは広く喧伝されていますが、境界の人や治療を受けていない潜在患者さんが大勢いらっしゃるのが現状です。生活改善指導も行っておりますので、まずはご相談ください。

内科の病気

高血圧

高血圧について安静時血圧が140/90mmHg以上の場合、高血圧と診断されます。60歳以上の方の約半数が血圧であるとされています。また最近はストレス・食生活の変化等により40歳以下の若年層の高血圧が増えています。

放置すると脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)や虚血心疾患(心筋梗塞、狭心症)の発症リスクが血圧正常の人の数倍高くなる統計が出ています。

また腎機能障害の原因にもなり人工透析になる人の原因の第3位になっています。160/100mmHg以下の軽度高血圧の方は運動・禁煙・塩分制限・ダイエットなどの生活改善で正常域まで血圧を下げる指導を行います。生活改善がうまくできない方や160/100mmHg以上の血圧の方はまずは薬で血圧をコントロールし、その上で生活改善を心がけます。

薬はCa拮抗剤、ARB、利尿剤などを患者様に合わせて処方いたします。またストレスのたまっている方は軽い安定剤を服用するだけでストレスが楽になり血圧が下がる方もいます。高血圧症は現代社会の副産物かもしれません。

糖尿病

糖尿病について平成24年度の厚生労働省の糖尿病実態調査によると、「糖尿病が強く疑われる人」の950万人と「糖尿病の可能性を否定できない人」の1,100万人を合わせると、全国に2,050万人いると推定されています。しかし糖尿病で治療を受けている人は約212万人しかいないとされています。

食生活の欧米化や長時間労働による運動不足、肥満人口の増加などにより、近年、急激に増えている病気です。糖尿病で治療を受けていない人が多いのは、自覚症状が出にくいことが原因です。のどの渇き・頻尿・手足のしびれなどの症状が出た時にはかなり進行していることがあります。

糖尿病の怖いのは糖尿病そのものではなく、合併症です。三大合併症は以下のようになっています。

神経障害

合併症の中で最も早く出ます。
中心となる末梢神経障害の足や手の症状の出かたはさまざまで、手足のしびれ、けがややけどの痛みに気づかないなどです。そのほか筋肉の萎縮、筋力の低下や胃腸の不調、立ちくらみ、発汗異常、EDなど、さまざまな自律神経障害の症状も現れます。

網膜症

目の底にある網膜という部分の血管が悪くなり、視力が弱まります。中には失明する場合もあります。目の検査は一般医では不可能なため定期的な眼科専門医の検査をお勧めしています。また、白内障になる人も多いといわれています。

腎症

尿を作る腎臓の、糸球体という部分の毛細血管が悪くなり、だんだんに尿が作れなくなります。進行すると人工透析といって、機械で血液の不要な成分をろ過して、機械で尿を作らなければなりません。

週に2~3回病院などで透析を受けるようになるので日常生活に大きな影響を及ぼします。現在、人工透析になる原因の1位がこの糖尿病腎症です。


その他、脳卒中・心筋梗塞の発症リスクも高まります。
糖尿病治療の基本は食事療法と運動療法です。食事療法はカロリー制限が大事です。

患者様の生活様式により多少変わりますが、食事療法で基本となる食事量は、身長から計算した標準体重×30kcal です。
身長175センチの私(院長)の場合 標準体重(*)67kg×30kcal =2010kcal です。 かなりきつい・・・ですが、一緒にがんばりましょう。
* 標準体重=身長(m) × 身長(m) × 22

運動療法で一番大切なことは毎日続けることです。30分以上の有酸素運動(ウォーキング、スイミングなど)をしましょう。代謝をあげるのが目的ですから筋トレをする必要はありません。

治療薬はインスリンの分泌のほとんどない1型糖尿病の場合、インスリンを一日1~3回ご自身で皮下注射を行います。インスリンの投与量はデーターを見ながら指示していきます。インスリンの分泌は正常で主として肥満や運動不足が原因の2型糖尿病の場合は内服薬を使います。

高脂血症(脂質代謝異常症)

高脂血症(脂質代謝異常症)について中性脂肪やコレステロールが高い脂質異常症の人は、境界の人、つまり潜在患者も含めると2,200万人もいると推計されています。さらに、国民栄養調査から見ると、男性は30代から、女性は50代からほぼ2人に1人が 高脂血症の状態にあると考えられます。内科で一番多い生活習慣病です。

日本人の死因の第2位と3位を占めているのは、狭心症や心筋梗塞などを含めた心臓病と、脳出血や脳梗塞などの脳卒中です。これらはどちらも、動脈硬化が原因となって起こる血管の病気です。

さらに動脈硬化は、高血圧を悪化させたり、腎臓病などの原因となります。動脈硬化というのは、動脈の内側の壁にコレステロールがたまって血管が狭くなり、それとともに血管が硬くなる病気です。動脈硬化をおこす原因のひとつがコレステロールや中性脂肪の多い高脂肪食です。

治療の基本は糖尿病と同じく食事療法と運動療法です。食事療法ではカロリー制限を主としてコレステロールや油物の制限で行います。また食物繊維を多く摂ることも推奨されています。

生活改善で十分な効果が得られない場合は服薬を開始します。現在は良く効く薬が開発されていますが、副作用もあり得るので医師の管理下で正しく服用するようにしてください。

診察状況確認

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